雑記

雑記

2021-01-01から1年間の記事一覧

ビジネス書を読む理由

ビジネス書が好きだ。編集者・ライターを目指す前の読書家でないぼくは、小説などの文芸よりも実用書やビジネスマンの哲学書を好んで読んだ。こちらのほうが役に立つと思ってたし、なにより刺激に溢れていたからだ。 一般の人は、なぜ小説を読むのだろうか。…

モチベーションとは、的を射るアクションであるのか

学生時代は、何かを上手くなりたい、何かを深くまで知りたいということを、効率よく量をこなして結果を出すことはしていなかったと思う。もちろん、結果を求めていたとは思うが、それも含めどれだけ楽しめるか、が主題だったように感じる。それは部活であっ…

WEBと紙、媒体の特長

現代ではちょっとした調べものをするときに、ネットを使うことが多いと思う。Googleなどの検索エンジンが発達したおかげで、ネットが台頭した初期より情報の取得が容易になった。日常の生活に関することに関しては、本などの紙媒体を買うことも少なくなった…

便利であることと感情を揺さぶることは両立するか

世の中には自分のできないことを代行するものは無数にある。TVなどのメディアは、自分が知りえない情報を伝えてくれるし、炊飯器などの電子機器は作業を代行してくれるので時間の節約になる。スマホなんかは、連絡が一瞬でつくし、手紙のようを出さなくても…

有料と無料の違い

東京都周辺に勤務地がある人たちは、一部の地域では車通勤もあるだろうが、多くの人は電車通勤だろう。乗り継ぐ時間は数分から数時間とさまざまで、基本的に自由な時間だ。なので、その時間の過ごし方も多種多様である。 スマートフォンが普及する前は新聞か…

アハ体験をしてみた

ブログを書いていて、サクサク書けるときと時間が掛かってしまうときの違いはなんだろうと考えてみた。構成をかっちり組むだとか、推敲を何回したなどは置いておいて、筆が乗っているとはどういう状態かはどういうものか、ということについてだ。 ぼくが考え…

常識とはサーフェスウエブみたいなもの

士農工商と聞けば、江戸時代の身分制度として有名だ。いまは歴史学的な観点ではなく、当時学んだ知識を下地にしているということを前提にしている。その文脈で言うと、江戸時代は身分制度が決まっており、武士に生まれたら一生武士として安泰で、農民に生ま…

学びとは何か 今井むつみ 書評

世の中の多くの人は、やりたいことを仕事にしている人は多くない。米国のGallup社によると、日本において今の仕事が好きと回答した人は6%であり、情熱を持っていないと答えたのは70%であった。 人生で仕事に費やす時間は約7割とも言われ、どうせ働くなら…

脳が活発に働く時間帯から考える生産性

朝はクリエイティブや思考する仕事に向いている時間帯だ。反対に夜は創作活動をせず、資格勉強のような覚えたいことを勉強すると、よく言われる。同じ時間を使っているのに、なぜこのような違いが生まれるのだろうか。それは脳のメカニズムが関係していた。 …

興味の源泉とテーマ設定

書くテーマがなかなか決まらない。興味のあることはあれど、それについて掌編レベルで質の高い(自分のなかで)文章を書くとなると、熱量をもってやらないと挫折する。なので、より興味のあるモノ・コトを探しているわけだが、なかなか定まらない。これは転…

芸術と人格

芸術とは、表現者のつくったものを鑑賞者が体験することにより、なんらかの感情が湧き上がる活動のことを言うらしい。先入観で芸術を考えていたときは、古くからあり格式高く、娯楽とは一線を画すもの、というイメージであった。しかし、前出の意味ではすべ…

勉強は娯楽か?

勉強は娯楽か? 最近、マンガや小説、YouTube動画などの娯楽を制限して勉強している。娯楽ができるベース時間を決めて、それ以外は勉強や文章を書いたり、転職活動していたりする。そして、娯楽制限生活で勉強時間が増えた。 なぜ増えたのか。主な要因は、行…

質と量、どちらが重要か

訓練された軍人とヤクザ(海外ならマフィア)どちらが強いだろうか。ここで考えたいのは、軍人は法律を守り、ヤクザは無法で現実に即して戦闘を行った場合ではない。単純に一対一で条件は同じなら、どちらが勝つかという問いである。 私の答えは、ほとんどの…

興味のあるテーマ

自分はなにに興味があるのか、わからない状態が最近続いている。散漫的な興味のあることは多いのだが、もっと時間をかけるような、大きなテーマが見つからない。単純に、考えが深めれてないだけかもしれないが、自分のなかに答えはない。そもそもの話である…

1分で話せ 書評

本書は相手に伝わる、コミュニケーションの技術を解説した本である。著者は、ソフトバンクの孫正義氏の発案した、孫氏の後継者を育てる学校「ソフトバンクアカデミア」のCEOコースで年間1位の(プレゼンテーションによる)成績を修めた経験を持つ。 人の話…

クリエイターに必要な能力

編集者やライターに必要な能力はなんだろうか。求められるのは、売れるものをつくることと、いいものをつくる能力だ。 まず、つくったものがどれだけいいものでも売れなければ、それはいいものではないというレッテルを貼られる。もちろん、売れているものよ…

情報量から見る3次元と2次元との違い

駅の中で宣伝用のポスターを見た。いわゆる交通広告と言われるやつだ。そのポスターには人物が写っており、イラストレーションと実写の2種類があった。 パッと見ではイラストレーションのほうはきれいだな、ぐらいの感想だった。ただ実写と並べてみると違和…

東京都議会議員選挙

本日、東京都議会議員選挙に行ってきた。前回のときは政治に興味も投票ののモチベーションもなかったたため、投票の存在自体も忘れていた。 新型コロナの影響で、国の主導する制度や方針、行動など知る機会が増え、政治にも興味を持った。ここ一年ほどで、ど…

人材エージェントにいまの転職市場を聞いてみた

先日、某大手人材会社のエージェントに転職の相談をしてみた。Withコロナの流れで、急激に落ち込んでいた転職市場が従来の大きさに戻ってきているらしい。比率にすると、回復率は92%だそうだ。もちろん、旅行や飲食、店舗などの業界は採用数を抑えているそ…

ワクチン接種の実態~地域医療の課題編~

先日、一回目のワクチン接種をしてきた。思ったよりもスムーズに接種でき、待機時間がすごく長いということもなかったので、対応には概ね満足している。 ただ、より効率的に接種する方法もあると思う。というのも、以前の記事「ワクチン接種の実態~当日編~…

やる気が出ない理由

最近サボりがちだ。なにをサボるかと言うと、スキル取得などの勉強をしていない。生活資金を稼ぐ仕事はするが、その他ことがどうにも身が入らない。何が原因なのだろうか。 もちろん若いころの時間が貴重であり、年配の時間とは比べものにならないことは理解…

他者にみる鏡面性

本日、出勤時に電車のなかでホームレスに遭遇した。街中で目撃することはあったが、電車内で一緒の空間にいるのははじめてだった。 その場で感じたことを率直に言うと、一般人からはけっしてしない臭いがする。たとえるなら、大きめのマンションやホテルだと…

発想力はどう鍛えるか

企画や新商品を考える人には、新しい発想やいままでにない着想などを考え着くことが求められる。それはその職業に限られて必要な能力でなく、知的生産をするすべての仕事に必須であり、日常の生活でも必要になる力だろう。 発想力とはなにか。いままでにない…

ワクチン接種の実態~当日編~

先日、一回目のワクチン接種をしてきた。前回の記事でお話したように個別接種で予約し、住居から徒歩5分のクリニックを受診した。接種はどのような流れで行われるか、私が体験したことを踏まえて話そうと思う。 まずはクリニックに向かい受付を済ます。その…

ワクチン接種の実態~関東在住編~

高齢者のワクチン接種枠が余っている状況なので、64歳以下のワクチン接種が推奨されて一週間ほど経過した。とはいえ、ワクチン接種の優先順位は医療従事者や介護事業者とそれに関連する人を優先される。その後、公務員や政治家に割り振られたあと、一般にワ…

週休三日になったら、どうなるか

先日、とあるキュレーションメディアで政府が週休三日を導入するという旨の記事を見た。コロナ禍で、稼働率が下がっているからこその施策だと思われる。もちろん、この景気で売上が増加している企業もある。アマゾンやウーバーイーツなどITに関連した需要は…

可逆性と非可逆性のスキル

世の中にある様々なコンテンツにおいて体験という視点では、時間が流れだしたら止まらないか、もしくは時間の縛りがないかのふたつに分かれると思う。 演劇や映画などは「時間の芸術」言われ、基本的に時間は逆行せず流れていく。なので、多少違和感があって…

おもしろいとはなにか

世の中のコンテンツで、充実した時間を過ごせるものは無数にある。ゲームや書籍、イベント、旅行など、私が知らないことも多数存在し、多種多様な価値観を持つ人々から選ばれて消費される。コンテンツが選ばれる理由は、それを通して体験したことが、ときを…

産業発展と自然淘汰

近年は技術発展に伴い、多くのコストを削減できるようになった。その理由は、以前は人の手で行うしかなかった作業、たとえば店舗での会計処理や工場の機械を操作することなどが、ITやAIに代行される時代になったからだ。 これらに伴い生産性は向上し、新しい…

なんとなくのあやうさ

ときどきどの業界が発展し儲かっているかと妄想するときがある。日本のような先進国は、産業が発達し新たな業界が生まれれば、その陰で斜陽産業になったり、業界そのものが消滅したりする。近年発展したIT業界は、日本だけでなく世界においても伸びつづける…