雑記

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やる気が出ない理由

最近サボりがちだ。なにをサボるかと言うと、スキル取得などの勉強をしていない。生活資金を稼ぐ仕事はするが、その他ことがどうにも身が入らない。何が原因なのだろうか。

もちろん若いころの時間が貴重であり、年配の時間とは比べものにならないことは理解している。投資の複利的な考えで言うと、いまのお金はと30年後は4倍の価値を持つという。ビジネスのスキルや経験も20代で経験して手に入れるのと、60代で手に入るのでは活用の幅も時間も大きく違うことは予測できる。ならばなぜ、いま行動しないデメリットがわかっているのに、モチベーションがわかないのであろうか。

 

おそらくその原因はふたつある。

ひとつは、目標設定のあいまいさだ。なんとなくなりたい職業があり、クリエイティブっぽい仕事をしたいと夢想しているから、リアリティがないのだ。これではハリーポッターを読んでいるのと同じ状態だろう。夢として、叶わないものとして的に目を向けるのでなく、標として目に見える目印を現実として捉えなければ、矢を番える努力すらおっくうになってしまうだろう。それが面倒になって的を失うのだ。

もうひとつは、危機感のなさだ。やりたくないことでも、生計を立てられると、その環境に甘んじずるずると続けてしまうのが人間の性質だ。さらに現代は、無料で利用できる娯楽も多くある。スマホを開けば一日中暇がつぶせるし、お金のかからないコンテンツも無数にある。さらに、おもしろくなくても受動的に時間が過ぎるYouTube動画などは、中毒的だ。

このように生活を維持できてしまうと、危機感は薄れ、焦燥感は彼方に消えてしまう。

 

では、どのように目標設定のリアリティを出し、行動を起こさざるを得ない危機感を実感するか。それは、自分の将来が現実的に感じるまで、努力しなかった未来と、努力して手に入るだろう未来を逆算して考え尽くすしかないだろう。

もし、いまのまま一年間を過ごしたら自分にどんな厄災が降りかかるか。幸いにも現代はIT時代であるので、自分の未来辿るだろう事例は事欠かないだろう。

結局のところ、本人がどれほど本気で考えられるか。本気で思っているのなら、行動が必ず変わる。変わったかは自分がいちばんよくわかる。ダメだと思っているのなら、実践あるのみだろう。まずは、将来の逆算といまのままいったらの未来の不利益から考えていこうと思う。