雑記

雑記

緊急度と重要度による選択

仕事には優先順位が存在する。とくに、すぐやらなけらばならない、かつ重要な作業は多い。もちろん、それで会社から給料をもらっているのだから、文句を言わずやるべきだ。しかし、自分の人生に置き換えた場合、重要だが緊急度の低いことを、後回しにして実行できないことが多いのではないだろうか。しかし、自分の成し遂げたいこと、やりたいことが叶うのはそれでいいのだろうか。

 

人生という大きなくくりで見たとき、とても重要だが、緊急度が低いことが年を取るごとに挑戦できなくなることは多い。また、目標や夢があるなら、若いときに挑戦したほうが、年齢を経てよりもメリットは多い。

 

では、なにがメリットか。

ひとつは、肉体のスペックだ。肉体的にも、頭脳的にも若いときのほうが、効率よく動くことができるだろう。脳のスペックに関しては、以前少し紹介したが、ピークがあるのは間違いない。

もうひとつは、挑戦するハードルの壁だ。年齢が若ければ、失敗しても周囲の人が許してくれることは多い(もちろん許されないこともある。そして、自分も気にする比率が低くて済む。

最後は、挑戦するモチベーションだ。人間は基本的に、現状を維持しようとする機能が働く。それが年齢を重ねれば重ねるほど、強くなる傾向がある。たとえば、酒やたばこをたしなむ人は、ある程度の年齢に達すると辞めることが難しい。これらを辞めた人を思い浮かべてほしい。なかなか、成功している人はいないのではないだろうか。病気や、強い動機付けにより、現状維持を破ったりできるだろうが、だいたいの人は難しいと思ったほうがいいだろう(ぼくがブログを続けられるのも現状維持かもしれない)。

 

以上のように、肉体スペックやハードルの低さ、モチベーションの上げやすさを踏まえれば、なにかをはじめるなら早いほうがいい。若いほうがいいと言ったが、年齢は不可逆だ。つまり、いまこの瞬間が一番若いのだ。

緊急なことに時間を使うのもいいが、時間は有限だと受け止めよう。そして、重要と思うことにどれだけ取り組めるか。それが人生の充実につながると信じている。選択するのは、あなただ。