雑記

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悔しさと情けなさと

以前、ある選考に落ちた。いわゆるプロダクトをつくり、何百人のうち、何十人かが合格する選考だ。なまけものである自分が、十分に時間をとって集中してつくったとは言えないが、締切直前になって、そのときは本気で作成した。締切ギリギリで、提出の5分前くらいまで作りこんで、提出。合否の通知は2週間後にきた。選考落ちした。

自分が至らなかったのは、自分がよくわかっているのに、誰かのせいにしたくてしょうがなかった。というか、2日間ぐらいしていた。どこかのメンタリストが言っていたけど、合格したことを悔しがっても意味はない。いまある自分の持ち札で、現状をどうよくするかを考えたほうがいいと。たしかに、自分以外のせいにしても、改善も発展もなく、それでなにかが良くなることなんてなかった。

 

そんな体験をしたあと、大学受験のことを思い出した。志望校には受からなくて、他の受かった大学に入学したんだ。ぼくは一浪をしているので、どうしようか悩んだ。大学の入金直前まで、入学するか浪人するか決めかねていた。結果は、二浪目はしなかった。そして入学したわけだが、大学生活は楽しく、あそこまで悩んでいたことなど吹き飛び、生活を送ることになる。

それと同じ話だったのだ。自分ではわりと本気で取り組んでるフリをして、ギリギリで落ちてしまうような感じだ。まあ、そのギリギリは当時の所感で、100点合格だとすると70点ぐらいだと思う。

 

まとめると、悔しがる資格などないのだ。自分のことはわからないことが多いけど、自分が努力してきたかは、結構わかる。最近似たような経験をして、猛省しなければと思ったエピソードだった。

いま、とある選考の製作に取り組んでいる。今回は選考結果が発表されたあと、喜ぶにせよ、悔しがるにせよ、とりあえず全力でやったなと、自分で感じられるように取り組んでいきたい。そろそろ自分から情けないと思われたくないのだから。