雑記

雑記

随筆-考えてみたこと

アートのマーケティング前線。売れる要素は前提だが

安いものより、高いが高品質のものを使いたいと思ってきた。若い時分は「コスパ」でモノを消費していた。安いモノは購入はし易いが、100パーセント気に入ってはおらず、我慢して使っていた。年を重ねると、機能面ではなく見た目やデザイン、造形などに心地良…

漫画の成長にみる出版市場の希望

質量保存の法則や等価交換は、ある側面では正しい。マルクスも言うように、価値とは労働の総量である。いわゆるコスパの良い商品とは、品質より価格がお得と感じるものだ。それは高級ブランドも100均も、どちらも当てはまる。ただし、高級品はそれを感じられ…

現代の息苦しさをみんなが感じる前に、新興宗教はオンラインサロンを先取りしていた

いつの時代も大衆は不安があった。第二次世界大戦後、高度経済成長期を経験した集団は不安を感じることが少なかったのかもしれない。1960年代からバブル崩壊までの30年ほどをメインに社会人経験をしている人が、バブル後にいまは「不安の時代」の到来だとか…

表現にはオマージュがつきもの

日本は翻案が得意と言われている。仏教のいいとこ取りをして神道と共存させたり、明治維新後に西洋文化を取り入れたりしている。西洋神話や宗教の世界誕生から国誕生などのストーリーが古事記に似たようなもの(?)があったりと、日本文化は損なわずピンポ…

SNS・PVの反響の大きさと、実際に書店で本を買い、お金を落とすかは別の行動である

" data-en-clipboard="true">近年こぞってどこの企業でもWEBメディア、とくにnoteをやっている。出版社も例に漏れずやっているが、出版社のブログやnoteが意味のないように見える。 " data-en-clipboard="true">なぜか。 " data-en-clipboard="true"> " data…

出版業界の縮小は読書離れなのか

出版業界でもITシステムは使われている。取り次ぎも本屋にもITがなければ、より多くの労働が必要になる。しかしもっと効率的にできることはある、と思ってしまう。やはり導入コストの存在は大きいのだろう。 近年は業界縮小から紙離れと言われる。インターネ…

英傑の実業家が本を書かない理由

起業家は著作を出したら下り坂の状態になったと、誰かが言っていた。また、自社のプロダクトが有名でないときに本を書くと、ただのタレント化するとも。これは必ずそうであるとは思わないが、相関があることも事実だろう。 実業家が著作を出すのは、だいたい…