雑記

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ワクチン接種の実態~地域医療の課題編~

先日、一回目のワクチン接種をしてきた。思ったよりもスムーズに接種でき、待機時間がすごく長いということもなかったので、対応には概ね満足している。

ただ、より効率的に接種する方法もあると思う。というのも、以前の記事「ワクチン接種の実態~当日編~」でも書いたがアナフィラキシーショックの対応のため、30分ほどの待機時間がある。その待機場所を専用区画として設ければ、よりワクチン接種者数は増えるだろう。なぜなら、ワクチンを打つのに5分もかからないのだから。

 

このようなものより、久しぶりにクリニックにいって気づいたことが2点ある。

ひとつは、医療事務の処理が紙で行われていることだ。診察中も思ったことだが、だいたいの事務処理を紙で行っていた。大病院や美容系のクリニック、予約が取りづらい医療機関などの売上があるところだと、軒並み電子カルテを導入している(より予算があるところだとPHRシステムの構築をしていたりする)。

もうひとつは、予約ミスにより2回目接種の予約日が変更されたことだ。予約システムもWEBシステムなどを導入していないため、手書きの予約帳に書きこんでいるためのヒューマンエラーと言えよう。

このように、IT化の遅れにより業務の課題が生まれている。ITの導入がされてないのが、コストが高いためなのか、責任者の知見がないためかわからない。しかし、今後も増大する医療費を抑えるためには、効率化に順応する他ないと思われる。