雑記

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発想力はどう鍛えるか

企画や新商品を考える人には、新しい発想やいままでにない着想などを考え着くことが求められる。それはその職業に限られて必要な能力でなく、知的生産をするすべての仕事に必須であり、日常の生活でも必要になる力だろう。

 

発想力とはなにか。いままでにないもしくは求められる、理にかなったモノゴトを捉えられるかどうかだ。既存のものではないから、既存と違って新鮮に思える。求められているから、そこにファンがつく。

 

では、発想力を鍛えるためになにをすればいいか。ひとつは、そのモノゴトの知識を持っていること。もうひとつは、発想力の思考回路を持っていることだ。

まず、モノゴトの知識がないとそれが既存か未知か判断できない。また、いままでに無いモノを考えるといっても組み合わせたり混ぜてみたりする作業を、結局その人のなかにあるものでするので、当人の持っているもの以上のことはできないからだ。

次に、発想の思考回路がないと上手く組み合わせたり、混ぜたりすることができない。ビジネスだとフレームワークと言ったりするが、考え方の型みたいなもので、思考方法だ。足し算より掛け算の方が計算は早くできるように、とくていの思考方法を知らないと、そもそもいままでにない発想は生まれてこないだろう。一部の天才に思考方法は必要ないかもしれないが、それは天才の思考方法が、既存のフレームワークを凌駕しているに過ぎない。自分が天才と思わないのなら、先人たちの知恵であるフレームワークを使ってみるのも悪くない。

 

以上のふたつを繰り返していくしかない。結局、正しい方法を知り、量をこなすしかないのだ。