雑記

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ワクチン接種の実態~関東在住編~

高齢者のワクチン接種枠が余っている状況なので、64歳以下のワクチン接種が推奨されて一週間ほど経過した。とはいえ、ワクチン接種の優先順位は医療従事者や介護事業者とそれに関連する人を優先される。その後、公務員や政治家に割り振られたあと、一般にワクチンが回ってくる状況だ。

一般のワクチン接種は難航しているらしく、先日まで職域接種を推奨していたが、あらゆる業種の企業が申し込んだため、ワクチン供給量が追い付かなくなり一旦受付を中止したようだ(割り振られたワクチンはモデルナ製)。

 

ここでワクチン接種の方法をおさらいしようと思う。前提として接種券を入手する必要がある。接種方法は大きくわけて以下の4つがある。

自治体での接種

・東京都・大阪府の防衛相が運営する大規模接種センターでの接種

・職域接種

・個別接種

 

順を追って説明しよう。

まずは自治体での接種だ。年齢が高い順に予約して接種できるようにしている。予約ができる日付も年齢順になっており、年配者が早期に予約することができる。

次に大規模接種センターでの接種だ。2週間弱前に64歳以下が10日ほど期間の予約できるようになったが、予約解放直後の数時間で予約枠は埋まってしまった。また再度一週間の予約枠が新たに解放されたが、そちらも予約開始の1時間ほどで埋まってしまったようだ。また、大規模接種センターでは東京都在住でなくても予約できるため、さらに予約がしづらくなっている。

その次は職域接種だ。こちらは政府が企業などにワクチンを供給する変わりに、接種会場や医療従事者などの運営の一切を委託される方法だ。加えて、最低1000人単位で接種しなければならない。中小企業が行おうとすると合同になるため、事務処理やスピードの関係で大企業が優先されると考える。

最後は個別接種だ。自治体が地域の医療機関に委託する方法であり、クリニックなどに直接連絡し予約することができる。実地医療機関は20~30施設あり(自治体によって数は異なる)、おそらく予約は取れると思う。実際に都内在住の私は予約が取れた。もちろん、クリニックによって予約の多い少ないはあるので、数施設あったほうがいいかもしれない。

 

行政関連の情報は、公開はされているが取得しづらいかもしれない。私も、感染者の動態や接種方法に強く関心を持っていなければ、職域接種までしか知らなかっただろう。制度関連も使用できるものがあるのに、気づかれないため使われないことが多い。たとえ知らなかったとしても、自治体から手紙が届くわけでもない。

問題意識や当事者意識なのだろうか。得をするのも損をするのも自分なので、主体的に情報の取捨選択をする必要がありそうだ。

 

次回は実際の体験を踏まえて、どうだったかを述べていく。