雑記

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質と量、どちらが重要か

訓練された軍人とヤクザ(海外ならマフィア)どちらが強いだろうか。ここで考えたいのは、軍人は法律を守り、ヤクザは無法で現実に即して戦闘を行った場合ではない。単純に一対一で条件は同じなら、どちらが勝つかという問いである。

 

私の答えは、ほとんどの確立で軍人が勝つである。なぜか。

それは、軍人が給料をもらいながら、人を殺す技術を仕事として磨いているからである。逆に、ヤクザの場合、誰かから教わるではなく我流で強くなるしかない。しかも、自分が食っていくためには、強くなる以外で金を稼がなければならない。

たとえるなら、アスリートやアーティストに対して、実業団や企業所属、週末活動家のようなものだ。前者はお金をもらいながら仕事としてパフォーマンスを磨き、仕事としてパフォーマンスを魅せる。後者は、暮らしていくために働き、自分の夢ややりたいことを空いた時間で行う。こう考えたとき、どちらのサービスを受けたいか、どちらの商品を買いたいか答えが出るだろう。

 

軍人は、技術的ノウハウがたまっており知識も体系化されている軍人の方が、正しいやり方を指導してもらえ、フィードバックをもらえる。そして職務として遂行するので、多くの時間をそれらに関することに使うことになる。これらのことから、軍人とチンピラがケンカをしたら高い確率で軍人が勝利するだろう。

 

結局のところ、強くなるためには正しい方法と、ひたすら量をこなすしかないのだろう。