雑記

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楽しいを考える

戦争とビジネス、スポーツは似ている。戦争とビジネス・スポーツは根本的に別ものじゃないかと思われるかもしれないが、戦略や戦術、情報、兵站など戦争の技術や考えから派生したものも多い。

近代のテクノロジーが発展するのは、戦争によるとよく言われる。スマホなどの携帯機器は、無線からの派生であるし、衛星は相手の場所を探知するためのものだ。爆弾や戦闘機をはじめとする科学技術は、優れた兵器や薬品によって効率よく敵をせん滅するためのものである。

戦争のことはビジネスやスポーツに転用できるし、ビジネスとスポーツも双方に関連しているということだ。不謹慎ではあるが、どれにも意志や熱量があったのは間違いないことであるから。

 

最近、ハイキューというスポーツマンガを読んだ。ここで注目したのは、とあるチームエースの木兎というキャラクターだ。彼はムラッ気があり、勉強も不得意なため賢くはかかれていない。しかし、感受性が豊かでものごとを本質でとらえているように描かれていた。そして、「“楽”じゃなくて“楽しい”を考える」という彼のことばは印象的だった。

 

自分に置き換えてみるとどうだろうか。

価値観は思春期に形作られると言われている。一般的には18歳までと言われているが、イギリスの研究では24歳ごろまでとも言われている。たしかに15歳ごろには元服が行われた思想体系と、晩婚化が進む現代では精神性が違うのも納得だ。となると、大学卒業周辺くらいまでが、根っこの考えに影響するということになる。

ぼくの場合は、戦略性とチーム制、才能がかみ合った時間と空間を過ごすのが楽しいのではないかと結論に至った。やはり、いままでの経験が価値観に影響してると実感する。

 

マンガはページ数が限られているので、メッセージを凝縮しなければならない。もちろん絵も大事だが、読まれるものはことばの力を持っていると思う。

最近頭が固いと感じてきたので、柔らかくするためにもいいコンテンツを読まなければ。マンガだけでなく、活字のほうを。