雑記

雑記

やりたい仕事、何をしたいのか、何のためにするのか

その時その時でやりたいと思う仕事に就いてきたわけだが、未だに明確な答えが出ていない。もちろん、今では編集・ライターの職業を目指しているし、その仕事が面白いと感じている。しかし、そのうえでその職業で何をしたいのか、と聞かれるとあいまいな答えしかでてこない。ひとつ出ていることは、才能を見てみたい・世に出したい、その人と一緒に仕事をしてみたい、ということだ。

もう少し具体的に考えていきたい。というのも、転職先の企業を絞るうえでも詳細を考えていたほうがいいし、何より卒業制作が迫っているので、ここ数日中にはとにかく答えを出して取り組まなければいけいないからだ。

 

「調べる技術・書く技術」の著者の野村氏は、自分が何者であるか、何のために書くのか、この2点は若いときに突き詰めて考えたほうがいいと言う(もちろん、現状で構わない)。苦しいとき、立ち返れる場所はそこしかないのだから、とも言う。

何者かはいったん置いておくとして、何のためにとはつまり、目的のことだ。では、目的とは何なのか。

哲学者のデューイは目的のことを、衝動が得られる「結果の見通し」と言った。結果の見通しをするには、知性が必要らしい。衝動とは内的欲求から生まれてくるものだ。となると目的とは、欠乏感もしくは快欲求のどちらかが要因となり、感情に作用するものだと解釈する。

つまり自分の経験により、どのような欲望があるのか、心の琴線に触れるものは何なのか、それに関係して何を達成したいのかなどに基づくということではないだろうか。

 

次回は、欲望とは何かを深堀していきたい。このことが自分を知るうえで、鍵となる考え方のように思えるからだ。