雑記

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才能と対極に位置するものは

最近、Googleアナリティクスの存在を知った。知識としてはあったが、実際に運用に運用することはなかった。そんなことより、いい記事、いい文章書いた方がいいじゃないか。PV(ページビュー)とUU(ユニークユーザー)は、普通にわかるし、問題ない。先日までは、そう思っていたが、WEBメディアは良いか悪いかの判断がしずらい。読者数が少ないならなおさらだ。

という経緯で、Googleアナリティクスを導入してみた。無料なのに詳細なレポートがあり、むしろ分析結果が多すぎてなにを見ればいいかわからない。今度、その専門の本でも読もうと思った、この頃である。

 

近年、上記のようなウェブ分析ツールが流行って久しい。ITの発展とともに、技術が進化してきたのであろう。ウェブメディアを運営していると、当然のようにアクセス解析もしている。

 

なぜ、ここまで発展したのだろうか。

ひとつは、目に見える数字は、ビジネスの成功と課題をほぼ間違いなく発見してくれるからだろう。その課題を上手く改善できれば売上があがり、アクセス解析は金の成る木であることは間違いない。

もうひとつは、これが技術であるからだ。特別な才能はいらず、知識と論理さえ身に着ければ誰でも扱える技術(と推測する)だからだ。これより前の時代は、哲学やその人しかできない才能やセンスなど、生まれ持ったものがある人が勝者のような時代だったように思える。しかし、近年はどの分野でも科学的分析が取り入れられ、才能ではなく分析結果が重要視されるようになった。

 

才能がなければ、技術を磨くしかないだろう。しかし、同時に感性も磨くことを忘れてはいけない。科学が発展しても証明できないことがあるように、技術で説明できないこともあるのだ。その両者を受容し、双方を伸ばしていけたらいいと思う。まず、技術の土台をつくることが先決ではあるが。