雑記

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新型コロナウイルスの接種状況

新型コロナウイルスのワクチン接種がはじまった。医療者、および高齢者が優先して接種できるが、全体の接種枠に対して、予約枠が余っているらしい。もちろん、医療者と重症化しやすい高齢者を優先するのは、倫理観的には間違っていない。しかし、一日何千人の枠が余っているのなら、日程調整ができる人から打てばいいと思ってしまう。

政府発の予約システムを導入したが、システムダウンや障害で上手く機能せず、結局電話をするはめになるという、そして電話の受け手が少なく、一日中電話つながらず予約ができないという、悪循環を生み出す。結果、予約枠が余っている。

 

これは政府批判をしたいわけではない。おそらく、ITに予算をあまり割かない企業はこのような状態なのではないか、とふと思った。さらに、政府のIT導入がイノベイター理論でいうところのラガードに位置するならば、これより知識がない場合は結構やばい自覚を持たなければならない指標でもある。

 

早くワクチンを打ちたいと思っていたら、飛び込んできたニュースだった。これらからわかることは、情報に弱くなってはいけない、ということだ。日本にはさまざまな法律、制度が存在するが、知らなくて損をしていても誰も教えてくれない。たとえば、契約時に商品が不良品でも交換しない旨が書かれていたら、100万円で買ったものが不良品でもお金は返ってこないのだ。

つまりなにが言いたいかというと、自分に必要な情報をつかみとるのは、IT知識とともに必須である、ということだ。ワクチン接種が、自治体ベースだと区の枠組みで期間を待たないといけないが、自衛隊枠であれば予約が取れれば接種できるように、自分の利となる情報は能動的に知らなければならないのだ。個人的には、アーリーアダプター層を目指すことをお勧めする。